就業規則も雇用契約書もない場合
企業が人を雇うのにあたり、就業規則と雇用契約書はどちらも重要なものです。就業規則は統一して定められた会社全員のルールであり、雇用契約書は労働者と会社が一対一で結んだ契約となります。どちらも重要な規則と契約ですが、就業規則しか存在しない場合、労働条件は口約束されたものとなり、言った言わないのトラブルとなります。逆に雇用契約書だけだった場合、企業側には労働契約書に会社のルールを記載することが重要です。仮に、このどちらもない場合、労働条件を書面に記載していないことになり、法律違反となります。これは、法律を無視したブラック企業に多いので注意する必要があります。
